作成する Android アプリは実機で動作させたいので、自分の持っている実機に合わせた Android SDK を準備しておきます。私の持っている実機は docomo の sony Xperia Z3 で Android のバージョンが 4.4.4 なので、Android SDK は API level が同一の Android 4.4.2(API 19)をインストールします。
愛用の Xperia Z3 |
Android SDK の更新
最初に Android SDK を更新する手順を説明します。
- Android Studio を起動し、下から2番目にある [Configure] をクリック
- 1番目にある [SDK Manager] をクリック
- [Android 4.4.2 (API 19)] 以下を全てチェックし、右下の [Install 8 packages...] をクリック
- [Android SDK License] と [Google Gdk License] をそれぞれクリック
[Accept License] を選択し、[Install] をクリック
以上で、Android SDK の更新は完了です。
Android 仮想デバイスの高速化
Android 仮想デバイスは Intel Hardware Accelerated Execution Manager(Intel HAXM) をインストールすることで高速に動作させることができます。Intel HAXM は、パソコンの Android 仮想デバイスの動作を最適化するためのものです。
※利用するパソコンが Intel VT という仮想化支援技術が利用できない環境の場合はインストールできないそうです。
インストーラはユーザのホームディレクトリの
[ライブラリ/Android/sdk/extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager] 以下に格納されています。インストーラが無い場合は、Android SDK Manager から Extras の Intel x86 Emulator Accelerator をインストールします。
- [IntelHAXM_1.1.1_for_10_9_and_above.dmg] をダブルクリック
- [IntelHAXM_1.1.1.mpkg] をダブルクリック
- [続ける] をクリック
Intel HAXMに割り当てるメモリ量を設定します。デフォルトで問題ないと思います。
- [続ける] をクリック
- [続ける] をクリック
- [インストール] をクリック
管理者権限を求められたらパスワードを入力します。
- [続ける] をクリック
以上で、Intel HAXM のインストールは完了です。
Android 仮想デバイスの作成
次に Android 仮想デバイスを作成する手順を説明します。まず Android Studio の [ツール] → [Android] → [AVD Manager] をクリックし AVD Manager を起動します。
- AVD Manager が起動したら左下の [Create Virtual Device...] をクリック
- 左下の [New Hardware Profile] をクリック
- [Device Name] [Device Type] [Screen] [Memory] などを編集し、[OK] をクリック
私は Xperia Z3 のスペックを参考に作成しました。
- 作成したハードウェアプロファイルを選択し、[次へ] をクリック
- KitKat の x86 を選択し、[次へ] をクリック
※ x86 を選択しないと Intel HAXM が有効にならないらしいです。
- [終了] をクリック
[Show Advanced Settings] の [Custom skin definition] で Android 仮想デバイスの画面サイズをパソコンで表示できるように設定できます。どれが適切かはよく分からないですが、とりあえず [WVGA854 (android-19)] を選択しました。
- 作成した Android 仮想デバイスを選択し、右にある緑の三角をクリック
作成した Android 仮想デバイスが起動しました。
以上で Android 仮想デバイスの作成は完了です。(※ Xperia 用のアプリを開発するための仮想デバイス作成の手順はコチラをご覧ください。)
次はアニメーションを使った Android アプリを作成します。
次はアニメーションを使った Android アプリを作成します。
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